5.粘膜についてのまとめ
直腸粘膜は細胞の層がとても薄くて、すぐ下に血管があるので感染が起きやすい。しかもちょっとした摩擦で傷つきやすく、傷があったり病気が起きているとさらに感染が起きやすくなる。でも、傷や病気があっても気づかないことが多いので気をつけよう。
口や鼻やまぶたの粘膜は、直腸粘膜に比べて細胞の層が厚く、体液がついても洗い流しやすいので感染を起きにくくすることができる。でもそれは、例えば「フェラチオは大丈夫」ということではない。あくまでも感染を起きにくくする工夫がしやすいだけのこと。目をこすったり歯ブラシを使うことで細かい傷ができていたり、口内炎などの炎症が起きていれば感染は起きやすくなる。フェラだけしかしないのに感染が起きたケースもあるので、あなどることなかれ。
尿道の粘膜は、内側に入ればすぐに薄くなっているので感染が起きやすい。しかも尿道炎や性感染症にかかっていればさらに感染が起きやすい。だから「タチは大丈夫!」というわけではないんだ。相手の肛門の中に別の人の精液が残っていたり、傷つきやすい直腸の粘膜からのわずかな出血や,腸粘膜から出てくる粘液など、HIVのふくまれる体液が尿道の中に入ってくれば、十分に感染が起こる可能性があるということなんだね。
4.感染が起きやすい条件 6.HIV+でも、セーファーセックス